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九月一日生マレ
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五尺九寸(約百七十七センチ)
志磨家の次男。事故により右手の自由を失い、父親から千葉の田舎で暮らしを命じられる。この世のすべてに嫌気がさしており、学校にも行かず引きこもる毎日。趣味は読書で学業は優秀だった。卑猥な雑誌を隠し持つなど意外とむっつりな一面も。 -
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十二月三十一日生マレ
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四尺七寸(約百四十一センチ)
珠彦の妻として志磨家に買われ、珠彦の世話をすることになった少女。天真爛漫で甲斐甲斐しく、その振る舞いは春の嵐のよう。珠彦には「ユヅ」と呼ばれている。料理、裁縫が得意。体に関する大きな悩みが二つある。 -
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二月一日生マレ
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五尺五寸(約百六十五センチ)
志磨家の次女で、珠彦の妹。志磨家の子どもたちの中でも特に期待されている才女だが、気が強く他人と衝突することも多い。十二歳とは思えないほど大人びている一方で、実は年相応に寂しがりやな一面も。 -
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七月十七日生マレ
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五尺強(約百五十一センチ)
村はずれに住む少女。酒浸りの父に育てられ、母親に代わって三人の弟の面倒を見ている。はすっぱな印象でたまに危険を冒すこともあるが、かなりの弟思い。珠彦と夕月には敵対心を持っている。得意料理は太巻き。 -
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七月七日生マレ
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五尺(約百五十一センチ・靴含ム)
老若男女から愛される大正の歌姫で、レコードが大人気。様々な楽器を弾きこなすが、もっぱら愛用のギターを片手に弾き語りしている。有名な女優を母に持ち、幼少時代は海外で暮らしていた。竹を割ったような性格。 -
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七月七日生マレ
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五尺七寸弱(約百七十センチ)
白鳥ことりの双子の兄。眼鏡をかけた人懐っこい青年。ことりよりも先に音楽を嗜んでいたが、とある事情で音楽をやめている。音楽ともことりとも若干の距離を置いているが・・・。